ATHLETE

吉田 優利

吉田 優利yuri yoshida

生年月日
2000年4月17日
出身地
千葉県市川市
ツアー通算勝利
日本3勝(メジャー1勝)
生涯獲得賞金
2億3207万1270円 ※2023年6月20日時点
身長
158センチ
血液型
O型

10歳からゴルフを始め、2012年に関東小学生で優勝。18年の麗澤高3年時に日本女子アマチュア選手権、日本ジュニア女子15~17歳の部を制して宮里藍さん以来となる同一年アマタイトル2冠を獲得した。古江彩佳、西村優菜、安田祐香らとともに2000年度生まれの「ミレニアム世代」としてアマ時代から注目を集めた。19年5月のワールドレディスサロンパスカップでアマとして大会史上最高に並ぶ4位に入った。アマながら国内の最終予選をトップ通過し、世界最高峰のメジャー、全米女子オープンにも初出場した。

19年11月のプロテストに一発合格。20年1月に米ツアーのISPSハンダ女子オーストラリアオープンでプロデビュー。21年7月に初開催だった楽天スーパーレディスで初優勝し、初代女王となった。東京五輪男子ゴルフが日曜日に最終日を迎えるため、1988年ツアー制施行後初めて土曜日が最終日として行われた異例の大会でもあった。9月のゴルフ5レディスは4打差7位で最終日をスタートすると、65をマーク。プレーオフを2ホール目で制して、2勝目を飾った。
美意識が高く、ゴルフウェアやピアスなども毎日異なる色や形のものを身につけ、ファンの間ではそのお洒落さが話題に。SNSなどでの発信力を日本女子プロゴルフ協会に認められ、22年5月には「ブライトナー(輝かせる人)」に任命された。インスタグラムのフォロワー数は17・2万人(23年6月現在)。
22年はリカバリー率70・6790%、サンドセーブ率59・6330%、バーディー数466でツアー1位。グリーン周りの安定した技術が光り37試合で19度のトップ10入り。獲得賞金も自己最高の1億1444万4959円で賞金ランク6位に躍進した。23年5月のワールドレディスサロンパスカップでメジャー初優勝となる3勝目を手にした。オフには父・英隆さんの飲食店で一日店員も務めたこともある。