小学2年から6年までスポーツ少年団で、ソフトボールの速球派投手で主軸を打った。8歳でゴルフを始め、2011~13年の岡山県ジュニア選手権中学女子の部3連覇。14年中国女子アマ選手権で優勝。作陽高で15年全国高校選手権団体戦を制した。書道は小学時代から続け「初等師範」を取得している。18年7月に2度目のプロテストで合格。
ATHLETE

渋野 日向子hinako shibuno
- 生年月日
- 1998年11月15日
- 出身地
- 岡山県岡山市
- ツアー通算勝利
- 日本6勝、米ツアー1勝(メジャー)
- 生涯獲得賞金JLPGA
- 2億3948万0070円 ※2025年5月21日時点
- 生涯獲得賞金USLPGA
- $3,100,000 ※2025年5月21日時点
- 身長
- 167センチ
- 血液型
- AB型
19年5月に令和初開催のメジャー、ワールドレディスサロンパスカップで大会最年少20歳178日(当時)で、ツアー初優勝を手にした。7月の資生堂アネッサレディスで自身初のプレーオフを制して2勝目。初の海外メジャーとなった8月のAIG全英女子オープンで初出場初優勝。1977年の樋口久子さん以来42年ぶり日本女子2人目のメジャー制覇の歴史的快挙を成し遂げた。代名詞の明るい笑顔で「スマイリング・シンデレラ」と一躍、世界中を魅了した。9月のデサント東海クラシックは8打差20位で出た最終日に64で回り、ツアー史上2番目の大逆転V。11月の大王製紙エリエールレディスで4勝目を挙げ、賞金ランク2位に躍進した。
新型コロナ禍の20年は異例の12月開催となったメジャー、全米女子オープンで優勝争いの末4位に入った。統合シーズンとなった日本ツアーでは、21年10月のスタンレーレディスで4人プレーオフを勝ち抜いて涙の5勝目。11月の樋口久子・三菱電機レディスでは、プレーオフ1ホール目にイーグルを奪って劇的な6勝目をつかんだ。12月の米女子最終予選会を突破し、22年から主戦場を米女子ツアーへ。
22年シーズンは、4月のシェブロン選手権で4位、8月のAIG全英女子オープンで3位に入るなどメジャーの大舞台で優勝争いに加わり、CMEグローブポイントランク36位でシードを獲得した。
"2024年シーズンはメジャー大会での活躍が光り、全米女子オープンでは通算1アンダー・単独2位、KPMG全米女子プロゴルフ選手権では通算2オーバー・7位タイを記録。2025年度のシード権を獲得し今後の活躍が期待される形でシーズンを締めくくる。"
2025年の全米女子オープンでも勝負強さを発揮し7位Tフィニッシュ。優勝を目標にしていた本人は悔し涙を流すも、大舞台での彼女の強さを示す素晴らしいパフォーマンスを発揮し、シーズンの更なる活躍が期待される。
"近年の日本ゴルフ界では人気・知名度共に業界内随一の選手として注目されている。”
自身のYouTubeチャンネルでは、アメリカでの転戦生活の裏側も発信中。また、22年から「渋野日向子杯 岡山県小学生ソフトボール大会」を主催し、岡山県やソフトボールへの恩返し活動にも取り組んでいる。